グラボなしでもここまでできる!Ryzen 7 8700Gで組む高コスパ構成【2026年版】

はじめに

「グラフィックボードがなくても、それなりに快適なPCって作れるの?」

そんな疑問に応えるのが、Ryzen 7 8700G(Radeon 780M内蔵) を中心にした「グラボ不要構成」。

いわゆる「APU構成」ですが、最近の内蔵GPUは本当に侮れません!!

軽いゲームや動画編集、開発用途まで、1台で完結できるほど進化しています!

今回は、2026年現在の実情を踏まえて「Ryzen 7 8700Gでどこまで戦えるのか?」を、実使用の目線で解説していきます!


もくじ

なぜRyzen 7 8700Gなのか?

Ryzen 7 8700Gは、2024年初頭に登場したAMDのAPU(CPU+GPU統合プロセッサ)です。

最大ブースト5.1GHz8コア16スレッド構成のCPUに、Radeon 780M(RDNA3世代) を内蔵。

特徴をまとめると、次の通りです!

  • 軽量〜中量級ゲームが単体で快適に動作
  • 4K動画再生や軽い編集も問題なし
  • 外付けGPUが不要で、静音・省スペース・省電力

この「1チップで全部こなせる」点がいま非常に注目されています。

特に、省スペースPCやリビング用のミニタワー構成を考える人には最適です。

魔理沙

でもさ、内蔵GPUってしょせんオマケみたいなもんじゃないのか?昔はネットくらいしかまともに使えなかった気がするぜ

霊夢

それ、数年前の話ね。Radeon 780MはRDNA3世代のアーキテクチャで、旧世代のiGPUとは完全に別物よ。GTX 1650に迫る性能があるから、ライトゲーマーやクリエイター用途なら十分戦えるレベルなの

魔理沙

マジか…!内蔵GPUも進化してるんだな!

実際に組むならこの構成!

Ryzen 7 8700Gを軸にした現実的な構成例を紹介!

  • CPU:Ryzen 7 8700G
  • マザーボード:ASRock B650M Pro RS(AM5/MicroATX)
  • メモリ:DDR5-6000 16GB×2(合計32GB/デュアルチャネル)
  • ストレージ:M.2 NVMe SSD 1TB(PCIe 4.0対応)
  • 電源:650W(80PLUS Bronze以上)
  • ケース:通気性の良いMicroATX対応ミニタワー
  • クーラー:純正でも可(静音性重視なら交換も◎)

将来的にグラボを追加するなら、電源は750W以上を推奨。

拡張性も高く、将来GPUを載せても性能バランスが崩れにくい構成です!

メモリ選びのポイント

APU構成では、メモリがGPUのVRAM代わりにもなります。

そのため、メモリの速度と構成がゲーム性能に直結する点は要注意です。

ここをケチると、せっかくのRadeon 780Mの実力を引き出せません。

メモリは「APU構成の生命線」と考えて、しっかり選びましょう!


この構成で何ができる?

◎ ゲーム用途

内蔵GPU「Radeon 780M」は、RDNA3アーキテクチャ採用の最新iGPU。

性能はGTX 1650クラスに迫るレベルで、以下のような実測結果が出ています!

タイトル解像度・設定フレームレート目安
原神/Valorant/MinecraftFHD(1080p)中設定60fps前後
Apex LegendsHD(720p)低設定100〜120fps前後
Cyberpunk 2077低設定+AFMFプレイ可能水準

つまり、軽量〜中量級ゲームなら十分実用的です。

一方で、最新AAAタイトルや高解像度(WQHD以上)ではさすがに厳しく、描画負荷の高いタイトルは設定を落とすのが前提です。

「GTX 1650相当」とはあくまで一部タイトル・設定条件下での目安です。実際のフレームレートはタイトルの最適化やメモリ帯域に左右されます。

◎ 動画・クリエイティブ用途

  • 4K動画再生・配信視聴は余裕
  • PowerDirectorDaVinci Resolveなどの編集ソフトでもFHD編集は快適
  • H.264HEVCAV1にハードウェア対応しており、エンコードもスムーズ

一方で、4K編集やカラーグレーディングのようなGPU負荷が高い作業は、やはり専用グラボが有利です。

「YouTube動画を編集」「Vlogを作る」「SNSショート動画を軽く調整」といったレベルなら、Ryzen 7 8700G単体でも問題ありません。

◎ 日常・開発用途

  • WebブラウジングやOfficeはもちろん高速
  • 軽い開発環境(VSCodeDockerPythonなど)も快適
  • 32GBメモリ構成により複数アプリを同時起動しても余裕

CPU性能自体はRyzen 7 7700とほぼ同等で、処理能力は非常に高いです。

GPU支援の効くアプリ(AI補完・ブラウザ動画処理など)もスムーズに動作します。


放熱・静音・運用面での注意

Radeon 780Mは高性能なぶん、負荷時の発熱は増大します。

ゲーム中に80℃台に達するケースもあり、冷却を軽視すると性能が落ちる可能性も…。

以下のような対策をおすすめします!

  • 吸気ファンを1基増設し、正圧寄りに調整
  • 背面ファンを静音高風量タイプに交換
  • SSDやVRM周辺の放熱を補助する簡易ヒートシンクを追加

「グラボがない=熱源が少ない」と油断せず、CPU+iGPU同時稼働時の冷却バランスを意識するのがポイント。

クーラー選びの目安

付属のリテールクーラーでも動作自体は問題ありませんが、ゲームや動画エンコード時の騒音が気になる場合があります。

静音性と冷却性能を両立させるなら、以下のクラスへの交換がおすすめです。

  • サイドフロー型空冷(DeepCool AK400、Thermalright Peerless Assassin 120 SEなど)
  • 簡易水冷(120〜240mm)は効果的だがAPU構成ではオーバースペック気味

3,000〜5,000円程度のサイドフロー空冷で十分な冷却効果が得られます。

コスパ重視のAPU構成なら、ここに無理にお金をかけすぎないのも大事です。


グラボは「あとから載せる」でもOK!

Ryzen 7 8700Gの魅力は拡張性

マザーボードがPCIe 4.0スロットを搭載しているため、将来的に「RTX 5060」や「RX 9060 XT」などを増設してもOK!

APU単体での構成から始めて、「あとでGPUを追加して性能を強化する」というステップアップも自然に可能です!

グラボ追加時のチェックリスト

いざグラボを載せるとき、忘れがちなポイントをまとめておきます。

  • 電源容量:750W以上を確保(RTX 5060クラスなら650Wでもギリギリ対応可能な場合あり)
  • ケースサイズ:グラボの全長がケースに収まるか事前確認
  • エアフロー:前面吸気+背面排気の流れが確保されているか
  • 映像出力の切り替え:グラボ追加後はグラボ側の映像端子に接続すること

【重要】グラボ追加後も内蔵GPU(Radeon 780M)は無効化せず残せます。マルチモニターの補助出力やトラブル時の予備として活用できるのもAPU構成ならではのメリットです。

魔理沙

グラボを追加したら、内蔵GPUって完全に無駄になるのか?

霊夢

そんなことないよ。内蔵GPUはサブモニター用の出力に使ったり、グラボが故障したときの予備にもなるの。保険としても優秀だから、APU構成はやっぱりお得ね!


おわりに:もうグラボ必須の時代じゃない

Ryzen 7 8700Gの登場で、「グラボなし構成」はついに実用レベルに到達しました!

確かに、最高設定で最新タイトルを快適に遊ぶには独立GPUが必要です。

しかし、日常利用・動画編集・開発・軽めのゲームを1台でこなせるこの性能は、数年前では考えられなかったバランスの良さです。

静音・省電力・コスパを重視した構成を求める人には、間違いなくいま最も完成度の高いAPUのひとつです!

「グラボがなくても、ここまでできる。」Ryzen 7 8700Gは、その新しいスタンダードです。

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