CES 2026で、NVIDIAがDLSS4.5を発表しました!
DLSSは毎回アップデートの方向性が違って見えるのですが、今回のDLSS4.5は大きく分けると二段構えです◎
ひとつは、画質を担うDLSS Super Resolutionが第2世代Transformerモデルに更新され、これはGeForce RTX全体に向けて今日から試せる、という内容です。
もうひとつは、Multi Frame Generationの最大6X化(6倍)とDynamic Multi Frame Generationで、こちらはGeForce RTX50シリーズ向けに2026年春提供予定とのことでした!

DLSS4.5で増えた要素はなに?

Super Resolutionが第2世代Transformerモデルへ
NVIDIAの説明では、DLSS4.5 Super Resolutionは第2世代Transformerモデルを導入し、元のTransformerモデルと比べて計算量は5倍、学習データも高精細データセットへ拡張したとされています。
さらにゲームエンジン側のピクセルサンプリングやモーションデータをより賢く使い、ライティング、エッジ、動きの見え方を改善する、という位置づけみたいです。
TAA(アンチエイリアス)や従来の手法がちらつき抑制のためにログ空間で処理していた結果、強いコントラストの場面で光が鈍ったり、ディテールが欠けたり、影が潰れたりしやすかった…らしいです。(え、そうだったの…?)
DLSS4.5は線形空間で学習と推論を行うことで、ネオンや反射のような強い発光表現でも色と階調を保ちやすい、と説明していました。
NVIDIAは、DLSS4.5の*Super ResolutionはQualityやBalancedを含む全設定で画質向上をうたいつつ、レンダリング元ピクセルが少ないPerformanceとUltra Performanceで変化が最も大きいみたいです。
補足:Super Resolutionとは?

DLSSは機能のまとめ総称で、DLSS Super Resolutionはその中のアップスケーリング担当といったところです!
このSuper ResolutionがDLSSのアップスケーリング機能を担当しています。
イオンモール(DLSS)内で、食事担当のフードコート(Super Resolution)みたいな感じです…( ,,`・ω・´)ンンン?
Multi Frame Generationが最大6Xへ

DLSS4.5では、Multi Frame Generationに6Xモードが追加されます。
これはネイティブでレンダリングした1フレームに対して、最大5フレームを追加生成し、最大6倍の倍率を実現するらしいです!
NVIDIAは、240Hzや360Hzの高リフレッシュレート環境、特に*パストレーシングのような重い条件での滑らかさを狙っていて、GeForce RTX50シリーズで4Xから6Xに切り替えると、パストレーシング系タイトルの4Kで最大35パーセントのフレームレート向上、といった数字も出しています。
加えて、今後のFrame Generationモデル更新では、ゲームエンジン側の追加データを取り込んでUI表現も改善し、ミニマップなどの静的UIがよりクリアになる、と説明されています。
補足:パストレーシング(Path Tracing)とは?

パストレーシングは、光の動きをできるだけ物理に寄せて再現しようとする描画方式です。
簡単に言うと、カメラから見えている1つ1つの点に対して、光がどこから来て、どこで反射して、またどこに跳ね返って、という経路をたくさん追いかけて、明るさや色を決めていきます。
普通のゲームは、まずポリゴンを画面に塗る*ラスタライズが土台にあって、反射や影だけレイトレーシングを足す、という作りが多いです。
これに対してパストレーシングは、間接光や反射の連鎖までまとめて計算するので、室内の柔らかい明るさ、ガラス越しの反射、金属の映り込み、影のにじみ方みたいなところが自然な感じになりやすいです。
補足:ラスタライズとは?

小難しい用語が多くてごめんなさい…。
ラスタライズは、3Dの世界を画面のピクセル絵に変換する、ゲームの基本的な描き方です!
ゲームの3Dモデルは、細かい三角形の集まりでできていますよね?(いるんです!)
ラスタライズは、その三角形を画面上に投影して、どのピクセルがどの三角形に当たっているかを高速に決めて、色を塗っていく処理のことです。
Dynamic Multi Frame Generationで倍率を自動可変に!

もうひとつがDynamic Multi Frame Generationです。
固定倍率ではなく、GPUの実フレームレートとディスプレイのリフレッシュレートの差分を見ながら、必要に応じて倍率を上下させる仕組みだと説明されています。
重い場面では上げ、軽い場面では下げて、目標fpsやリフレッシュレートに合わせていく、という発想です。
いつから使えるの?対応GPUはどうなっているの?
まず、DLSS4.5 Super Resolutionは、NVIDIAアプリのベータ更新を入れればGeForce RTXユーザー全体が今日から試せるみたいです!!
NVIDIAアプリ自体の正式リリースは2026年1月13日と案内されています。
一方で、Dynamic Multi Frame Generationと6X Multi Frame Generationは、GeForce RTX50シリーズ向けに2026年春ごろ予定、とされています。
つまり、DLSS4.5と一口に言っても、今すぐ触れる部分と、春に来る部分とで分かれています。
私はRTX40シリーズユーザーなので蚊帳の外です…
DLSS4.5 Super Resolutionを今すぐ試す手順

まずNVIDIAアプリでベータ参加を有効化しましょう!
設定画面の設定→説明からベータ版をオンにしてから、Driversタブから新しいGeForce Game Ready Driverをインストールしましょう。

次にNVIDIAアプリのグラフィックスタブで、ゲーム個別かグローバル設定を開き、DLSS オーバーライドのモデルプリセットで最新を選んで適用しましょう。
体感と検証で混乱しないための見方
DLSS4.5は、フレーム生成を強化する内容と、画質の安定性が上がる内容が同時に入っています。
なので確認するなら、同じシーン、同じ解像度、同じプリセットで、Super Resolutionモデルの差だけを見る、という切り分けが一番わかりやすいとは思いますが、比べるのはちょっと難しいですよね…
・公式の動画にてご確認ください ▶
それとNVIDIAが挙げている改善例としては、ゴースト低減、アンチエイリアスの改善、ちらつきの抑制、時間方向の安定性などもありました。
まとめ:DLSS4.5は全てのRTXに関係がある
DLSS4.5は、春の6XやDynamicが目立ちますが、今日から触れるのはSuper Resolutionの第2世代Transformerモデル更新です!
ここはGeForce RTX全体が対象なので、RTX50シリーズ待ちの話だけではありません!私も対象で安心です。
一方で、Multi Frame Generationの進化部分は2026年春なので、RTX50ユーザーのみなさんは首を長くして待つしかないですね!
そんなことより、GPUの値上がりやめてもらってもいいですか…?




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