ゲームのカクつき原因ランキングTOP10と解決方法|平均fpsが出ているのに快適じゃない時の対処法

はじめに──平均fpsは出ているのに「気持ちよくない」問題

ゲームをしていて、平均fpsはそこそこ出ているのに、なぜか快適に感じない日はありませんか?

普段はスイスイ動くのに、視点を振った瞬間だけ一拍遅れる。 戦闘の入りだけ妙に引っかかる。 この手の症状は、地味ながらかなりストレスが溜まります。

こういうとき、設定を下げれば解決することも多いですが、意外と設定以外のところに原因があるケースも少なくありません。 裏で何かが動いていたり、録画やオーバーレイが干渉していたり、VRAMやメモリの余裕がギリギリだったり…。

この記事では、起きやすい原因をランキング形式で順番に並べ、確認方法と修正方法をセットで解説していきます。


もくじ

カクつきの「出方」で原因の方向が変わる

同じカクつきでも、出方のパターンによって疑うべき原因が異なります。 ランキングを読み進める前に、自分の症状に近いパターンを意識しておくと、無駄な寄り道を減らせます。

  • 一定間隔で引っかかる → 裏で周期的に動く処理がいる可能性が高い
  • 新しい場所に入った瞬間・場面転換で止まる → 読み込みやメモリまわりが関係しやすい
  • 戦闘や爆発など負荷が集中する場面で荒れる → ゲーム設定の負荷、録画・配信・オーバーレイの影響が混ざっていることがある

平均fpsだけでは分からない「フレームタイム」と「1% low」

平均fpsは分かりやすい指標です。 数字が高いほど滑らかに見えやすいし、平均が落ちれば重さも感じやすい。ここは直感どおりです。

ただし、体感の引っかかりは平均だけでは説明できないことがあります。

フレームタイムとは

フレームタイムは、1枚の画面を描くのにかかった時間のことです。 普段は安定しているのに、ある瞬間だけ跳ね上がると、その瞬間が「引っかかり」として体感に出ます。

1% lowとは

1% lowは、プレイ中の「遅い瞬間」を拾いやすい指標です。 平均fpsだけ見ていると見落としがちな違和感を、数字で説明しやすくしてくれます。

魔理沙

平均fpsが高ければ快適なんじゃないのか?

霊夢

平均が高くても、たまに混ざる遅いフレームが体感を悪くすることがあるの。だから平均fpsだけじゃなく、1% lowやフレームタイムの安定度も見るようにすると、引っかかりの正体がつかみやすくなるわよ

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ランキングに入る前の「3分チェック」

いきなり設定を触る前に、短時間で原因の方向を絞るチェックを行いましょう。 ここができると、そのあとの修正がぐっと早くなります。

チェック1:再現性を確認する

同じ場所で同じ動きをして、引っかかりが再現するか試します。

  • 再現しやすい → ゲーム設定や負荷のかかり方が原因の可能性が高い
  • 再現にバラつきがある → 裏で動いている処理やオンライン側の影響も疑える

チェック2:録画・配信・オーバーレイを止めてみる

OBSDiscordのオーバーレイ、Steamのfps表示など、全て一旦オフにして同じ場面を試します。 止めて落ち着くようなら、原因がかなり絞り込めます。

チェック3:フルスクリーンとボーダーレスを切り替える

ゲームによって相性があり、これだけで引っかかりが減ることもあります。 変化が出たなら、それが最短の解決ルートです。


ゲームがカクつく原因ランキングTOP10

第1位:バックグラウンドで重い処理が動いている

最もシンプルで、最も多い原因がこれです。 ゲーム以外の何かが裏で動いていて、突発的に引っかかるタイプです。

確認方法

タスクマネージャーを開き、引っかかった瞬間にCPU使用率やディスク使用率が跳ねていないかを確認します。 Windows 11は常駐アプリやメーカー製ユーティリティが増えやすいため、気づかない負荷が潜んでいることがあります。

修正方法

  • ブラウザを開くならタブを増やしすぎない
  • 同期やアップデート系の処理を一時停止する
  • 不要なランチャーやユーティリティを閉じる

まずここを整えるだけで落ち着くケースは非常に多いです。


第2位:録画・配信・オーバーレイの影響

平均fpsは悪くないのに、戦闘や派手な場面でだけ引っかかる。 こういうときに疑うべきなのが、録画・配信・オーバーレイです。 フレームタイムが跳ねる回数が増えるタイプのカクつきになりやすい傾向があります。

確認方法

録画・配信・オーバーレイを全て切って同じ場面を試す。 それで落ち着くなら、原因はほぼここに絞れます。

修正方法

  • まず必要な機能だけ残す
  • 常時録画を一旦停止してみる
  • 表示系のオーバーレイを減らす
  • 配信・録画の設定を少し軽くする

段階的に戻していくと、どれが影響していたかも特定しやすくなります。


第3位:ゲーム側の設定が重すぎる

カクつき対策でありがちな失敗が、「全部下げる」か「何も触らない」の二択になってしまうことです。 実際には、負荷が重い設定は偏っています

特に負荷が大きい設定項目は以下のとおりです。

  • (シャドウ)
  • レイトレーシング系
  • 描画距離
  • 群衆密度
  • 草木(フォリッジ)
  • 反射(リフレクション)

これらは場面によって急に重くなりやすく、平均fpsがそこまで悪くなくても、重い瞬間が混ざることで1% lowが落ち、体感が悪化します。

修正方法

  • まずは影の品質から下げるのが分かりやすい
  • 次に描画距離や物量系(群衆密度・草木)を少し落とす
  • 全部を下げるのではなく、効く設定だけを先に触ることで画質を保ちつつ改善できる
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第4位:VRAM不足で場面切り替えが引っかかる

新しいエリアに入った瞬間、視点を動かして初めての景色に切り替わった瞬間、テクスチャが読み込まれるタイミングで一瞬止まる…。 こうした出方なら、VRAM不足を疑いましょう。

VRAMが逼迫していると、データのやりくりが増えて遅い瞬間が混ざりやすくなります。 平均fpsだけ見ると分かりにくいのに、1% lowが落ちるタイプの症状が出やすいです。

修正方法

  • まずはテクスチャ品質を1段下げるのが最も効果的
  • 次に解像度やアップスケーリングの設定を調整する
  • 少し下げただけで急に安定するポイントがあるので、段階的に試すのがコツ
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第5位:メインメモリの余裕が少ない

ゲーム単体では足りていても、ブラウザ・通話アプリ・録画ソフトなどが重なると、メモリの余裕がなくなることがあります。

修正方法

  • ゲーム中に動かすものを減らす(ブラウザのタブを閉じる、録画を止める、常駐アプリを終了する)
  • それでも余裕が足りないなら、メモリの増設が素直な解決策

スロットが2本しかない構成の場合、今のメモリを外して入れ替える形になることもあります。 増設を検討する前に、自分のPCのスロット構成を確認しておくと安心です。

これからBTOパソコンを選ぶ方は、あとから入れ替えになるケースを避けるためにも、最初から32GBを選んでおくのがおすすめです。

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第6位:ストレージの空き不足・速度不足

ストレージはfpsに直結しないと思われがちですが、引っかかりには関係することがあります。 アップデートやキャッシュの処理が重なると、場面転換で不快な揺れが出ることがあります。

確認方法

ゲームが入っているドライブの空き容量を確認します。 録画ファイルやダウンロードが溜まりやすい方ほど、ここが地味に効いてきます。

修正方法

  • まずは空き容量を確保するのが最優先
  • 可能であれば、インストール先を高速なSSDに寄せると体感が改善することがある
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第7位:温度上昇・電力制限によるクロック低下

最初は快適なのに、しばらく遊ぶと急に荒れ始める。 こうした出方なら、温度や電力制限が関係している可能性があります。

熱によってクロックが下がると、平均fpsはそこまで変わらないのに遅い瞬間が増えて体感が悪化します。

確認方法

ゲーム中に温度とクロックを表示できるモニタリングツールで様子を確認します。 同じ場面なのに、時間が経つほど引っかかりが増えるなら疑いが強まります。

修正方法

  • まずはケース内のホコリ掃除吸気・排気の見直し
  • ケース内のエアフローが整うだけで安定することがある
  • いきなり難しい調整に入る前に、ここで改善するケースは少なくない
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第8位:ドライバ更新やシェーダー生成の一時的な影響

新作ゲームや大型アップデートの直後、初回起動時だけ引っかかる。 これはシェーダーコンパイルなど、最初だけ重い処理が走るパターンです。

機材のせいではないこともあるため、ここで焦って設定を大きく変えると、かえってややこしくなります

修正方法

  • まずはしばらくプレイして落ち着くか様子を見る
  • 改善しない場合は、GPUドライバの更新状況を確認する
  • アップデート直後は一時的に不安定になることもあるため、状況を見ながら判断するのが安全

第9位:CPU側の処理が追いつかない瞬間がある

平均fpsは悪くないのに、物量が増えた瞬間だけ一拍遅れる。 戦闘や大人数の場面、シミュレーション系のゲームで一瞬だけ引っかかる場合は、CPU側の処理が追いついていない可能性があります。

確認のコツ

GPU使用率がそこまで高くないのに体感だけが悪い場合、CPUがボトルネックになっている疑いがあります。

修正方法

  • バックグラウンドの負荷を減らす
  • 物量に効く設定(群衆密度・シミュレーション品質など)を下げる
  • ここまでやっても改善が薄いなら、PC構成の見直しを検討する段階

第10位:回線やサーバー側のラグをPCの不調と勘違いしている

オンラインゲームでは、動きが飛ぶ・ワープする・入力が遅れるといった症状が出ることがあります。 これをPCのカクつきだと思って設定をいじり続けると、いつまでも解決しません

確認方法

オフラインモードやトレーニングモードで同じ症状が出るかを試します。 出なければ、回線やサーバー側の影響が濃厚です。

魔理沙

いろいろ設定を変えたのに全然直らないんだが、何がいけないんだ?

霊夢

それ、もしかしたらPCじゃなくて回線やサーバーの問題かもしれないわよ。オフラインで試して症状が出ないなら、PC側をこれ以上いじっても意味がないわね


修正の順番を固定しよう──闇雲に触らないのが最短ルート

カクつき対策で一番もったいないのは、いろいろ触ったのにどれが効いたか分からなくなることです。 以下の順番で進めると、原因の特定と改善を効率よく行えます。

ステップ1:切り分け(3分チェック)

  • 再現性があるか確認する
  • 録画・オーバーレイを止めて変化を見る
  • フルスクリーン/ボーダーレスを切り替える

ステップ2:ゲーム設定の調整

  • 全部を下げるのではなく、影・描画距離など負荷が大きい項目から触る
  • ここで改善するなら最も手軽な解決策

ステップ3:バックグラウンドの整理

  • 常駐アプリを減らし、CPUやメモリに余裕を戻す
  • これだけでフレームタイムが安定することもある

ステップ4:構成の見直し(最終手段)

  • 理想の設定や快適さとかけ離れている場合に検討
  • VRAMやメモリが足りないなら、その部分のアップグレードを検討する

まとめ:引っかかりの正体は「遅いフレーム」にある

平均fpsが悪くないのに引っかかるときは、遅い瞬間(フレーム)が混ざっていることが大半です。 だからこそ、1% lowやフレームタイムという考え方が役に立ちます。

ただし、用語を覚えること自体が目的ではありません。 原因を順番に見ていくための補助ツールとして活用するのが、一番実用的な使い方です。

カクつきの原因は一つとは限りません。「切り分け → ゲーム設定 → バックグラウンド整理 → 構成見直し」の順番を守って、一つずつ確認していくのが最短ルートです。闇雲に設定を触ると、かえって原因が分からなくなるので注意しましょう。

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この記事を書いた人

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