みなさん、最近のグラボ界隈のニュース、チェックしていますか?
「次世代のグラボ、いつ出るの?」「また値上げするって本当?」なんて不安の声が、自作PC好きやゲーマーから聞こえてきます。
せっかくRTX 50シリーズが登場して、「よし、これからPC組むぞ!」と意気込んでいた矢先、期待されていたアップグレード版や次世代機の雲行きが怪しくなっている……そんな不穏な空気が漂っていますよね。
結論からお伝えします!
「世界的なAIブームによるリソースの奪い合い」が、私たちのゲーミングPC環境に直撃しているんです。
今回は、なぜAIが私たちのGeForceの供給を脅かしているのか、最新のリーク情報と産業界の動向を基に、初心者の方にも分かりやすく、そして冷静に分析していきたいと思います!
※今回は少しオタク要素強めです。
現状の整理:RTX 50 SUPER / RTX 60シリーズの発売はいつ?

まず、一番気になる「発売時期」の話から整理していきましょう!
複数の海外ソースやアナリストの情報をまとめると、残念ながら「大幅な延期」または「計画の白紙化」という、ゲーマーにとっては少し耳の痛い状況が見えてきました。
1. RTX 50 SUPERシリーズ:事実上のキャンセルか?
当初、「RTX 50シリーズが出たあと、1年後くらいにはSUPERが出るでしょ?」と期待されていましたよね。過去のRTX 40 SUPERシリーズのように、コスパが改善された中継ぎモデルが出るのが通例でした。
しかし、最新情報では「事実上のキャンセル」、あるいは「無期限の延期」状態にあると報じられています。
本来であれば、VRAM(ビデオメモリ)を増強したモデルが投入されるはずでしたが、その肝心の「メモリ」という部材が確保できない状況に陥っていることは、界隈ではすっかり定着しましたね。
2. RTX 60シリーズ(Rubin):2028年までお預け
次世代アーキテクチャ、コードネーム「Rubin(ルービン)」を採用したRTX 60シリーズ。 これまでのNVIDIAのサイクルなら「2年ごとに新世代」だったので、2027年頃かな?と思われていました。
ところが、量産開始は2028年にずれ込むと予測されています。
これはつまり、従来の「2年サイクル」が崩れ、3〜4年という長い空白期間が生まれることを意味します。この空白期間、私たちは現行世代で戦い続けなければならないわけです。
3. 現行のRTX 50シリーズも減産?
さらに追い打ちをかけるように、すでに発売されているRTX 50シリーズ自体も、2026年前半にかけて約20%前後の生産調整が行われる見込みです。 「買いたい時に在庫がない!」なんてことが、また起こるかも…。
人よっては2次流通品も視野に入ってくるのではないでしょうか?

原因の深掘り:なぜAIがGeForceの邪魔をするのか?

「なんでそんなことになってるの!?」って思いますよね。
その原因を一言で言えば、「AIチップとゲーミングGPUが、同じ部材を取り合っているから」です!
具体的に、3つのポイントで解説しますね。
① TSMCの「CoWoS」不足
ちょっと専門的な用語が出ますが、「CoWoS(コワース)」という言葉、聞いたことありますか? これは、台湾の半導体製造大手TSMCが持っている「ものすごいパッケージング技術」のことです。
GPUのコアとメモリを、一つの基板の上で超高速に通信できるように並べる技術なんですが、これが今の高性能チップ製造において最大のボトルネックになっています。
NVIDIAは、このCoWoSの生産能力の約60%を確保していると言われています。 「じゃあ安心じゃん!」と思うかもしれませんが、そのほとんどは、利益率がめちゃくちゃ高いAIサーバー用チップ(Blackwell B300など)に優先的に割り当てられているんです。
悲しいことに、ゲーミングGPUを作るためのCoWoSの順番待ちレーンは、物理的に空いていない……というのが現状なんです。
② 「GDDR7」メモリの争奪戦
もう一つの要因は、海外で「RAMageddon(ラムマゲドン)」なんて物騒な名前で呼ばれている、深刻なメモリ不足です。
RTX 50 SUPERシリーズでは、次世代の高速ビデオメモリ「3GB GDDR7チップ」が採用される予定でした。
しかし、このGDDR7や、その製造ラインのリソースは、AIアクセラレータや、プロフェッショナル向けの「RTX Pro 6000」などに優先的に回されています。
AIの学習や推論には、とにかく膨大なメモリが必要です。
メーカー各社は、私たちが使うような通常のPC用メモリの生産ラインを削ってでも、高く売れるAI用メモリ(HBMなど)の生産にシフトしているんです!
③ 「1GBあたりの収益性」という冷徹な計算
企業としては当然の話なんですが、NVIDIAやボードパートナー(Gigabyteなど)は、限られたメモリをどの製品に使うかを「メモリ1GBあたり、いくらの儲けになるか」で判断し始めています。
- 業務用 RTX Pro 6000: 1GBあたり 約88ドル
- ゲーマー向け RTX 5090: 1GBあたり 約62ドル
- ミドルレンジ RTX 5060 Ti(16GB版): 1GBあたり 約27ドル
こう見ると、企業が利益率の高いAI・業務用製品を優先するのは必然ですよね…。
その結果、私たちゲーマー向け製品の優先順位が下がってしまっているのです。
ゲーマーへの影響:今買うべきか、待つべきか

さて、ここまで暗い話が続きましたが、私たち自作PCユーザーはどう動くべきでしょうか? 市場データに基づいた、ゆーとぴあ的予測とアドバイスをお伝えします。
価格推移予測:これからは「値上げ」のターン?
- メモリ価格の暴騰: PC用DRAM(DDR5など)の契約価格は、2026年第1四半期に90〜95%上昇すると予測されています。ほぼ倍っす。
- SSDの値上げ: SSDの価格も、55〜60%の上昇が見込まれています。というより既に上昇していますね。
- GPU価格: 上記の部材コスト増を受けて、GPU全体の価格も上昇圧力が強まることは間違いありません。
アドバイス:待つリスクの方が高い!
今までなら、「発売直後は高いから、少し待って値段が下がってから買おう」とか「SUPERシリーズが出るまで待機!」というのが賢い戦略でした。
でも今回に限っては、「待つ戦略」は極めてリスクが高いと言わざるを得ません。
特に、VRAM容量の多いモデル(16GB以上)を狙っている方は要注意です。これらはAI需要とモロに競合するため、今後入手困難になるか、最悪の場合生産終了になる可能性すらあります。
【ターゲット別アドバイス】
- ハイエンド(RTX 5090 / 5080)狙いの方: 在庫があるうちに確保することをお勧めします。一度市場から消えると、二次流通(転売など)で価格がさらに高騰する恐れがあります。
- ミドルレンジ(RTX 5060 Ti / 5070)狙いの方: VRAM容量が8GB〜12GB程度のモデルは、メーカーにとっても生産効率が良い(AI用に回すよりマシな場合もある)ため、供給はある程度続くと見込んでいます。それでも、部材高騰の影響で安くなることはなさそうです。
・最新のGPU価格はこちらからチェック ▶

まとめ
2026年から2028年にかけて、自作PC市場は完全に「AIファースト」の波に飲み込まれてしまいそうです。
かつてない「新製品の空白期間」と「価格上昇」に直面する覚悟が必要かもしれません。
- RTX 50 SUPERは幻になるかも? RTX 60は2028年までお預け
- メモリやSSDは、2026年初頭に倍近くまで値上がりするかも(なってる)
- 「欲しい時が買い時」は、今の相場においてはこれ以上ない正解!
悲観的になりすぎる必要はありませんが、情勢は明らかに変わりました。 AI時代の到来により、高性能なゲーミングPCは、今まで以上に「贅沢な趣味」としての側面を強めていくでしょう。
もし、今のPCのスペックに不満があるなら、ご自身の予算と相談しつつ、「あるうちに買う」「早めに決断する」のがいいかもしれないですね!



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