はじめに
ゲーミングPCの話をしていると、平均fpsは出ているのに、なんとなく引っかかる、視点移動がガタつく、操作が一瞬だけ重く感じる…そんな経験はありませんか?
そこで出てくる用語のひとつが「1% Low」です!
みなさんも耳にしたことはあると思いますが、実際に1% Lowが何を指す言葉なのか、なぜ平均fpsだけでは分からない違和感を拾いやすいのかを、今更何なのかを聞けない方向けに、こっそり解説していきたいと思います!
1% Lowとは何を指す言葉?

1% Lowは、一言でいうと遅い瞬間を拾った数字です!
ゲームの動きは常に一定ではなく、軽い場面もあれば、処理が重なって一瞬だけ遅くなる場面もあります…平均fpsは全体の平均なので、たまに起きる遅い瞬間が見落とされてしまうんですよね…
一方で1% Lowは、プレイ中に出てくる遅い側の瞬間をまとめて見える形にした指標です。
だから平均fpsは十分なのに体感が微妙、というときにヒントになりやすいと言われます。
さらに厳しい指標として0.1% Lowもありますが、まずは1% Lowを知っておけば十分です!
平均fpsが高いのに快適じゃない理由

平均fpsが高いと、だいたいの時間は滑らかです。
でも、たまに一瞬だけ重くなる時間が混ざると、ゲーム体験が台無しになってしまいます…。
たとえば普段は快適なのに、街に入った瞬間だけ引っかかるとか、戦闘が始まった瞬間にカクつくとか、視点を振ったタイミングだけガタッとする…こういう違和感は、平均fpsの数字だけでは説明しにくいんですよね…。
1% Lowは、そういう下振れを見える化するための考え方、と捉えると分かりやすいです!
たとえ話でイメージしてみる

車の移動で例えてみると…。
高速道路をずっと走っていれば平均速度は高くなりますが、途中で信号や渋滞に引っかかると、体感としては遅く感じますよね?ゲームも似ています。
普段は滑らかでも、ところどころで止まりかける瞬間があると、その印象ばかり残ってしまいます。
平均fpsは高速道路を走っている時間も含めた平均で、1%Lowは信号や渋滞みたいな嫌な瞬間がどれくらい混ざっているかを見る視点、という感じです。
ランニングで例えると…。
一定のペースで走り続けている人と、ハイペースだけ10秒に一回つまずいてしまう人、みたいな感じです。
1% Lowが低いと、何が起きやすい?
1% Lowが低いと、視点移動が一瞬ガタつく、入力が遅れたように感じる、カメラを振ったときだけ引っかかる、といった体感になりやすいです。
平均fpsが高いのになんかモヤモヤする…という違和感があるときは、こういう瞬間が混ざっている可能性があります。
もちろん、1% Lowがすべての原因というわけではありませんが、平均fpsだけで判断してしまうより、パフォーマンスが安定しない原因を考える取っかかりが増えるのが大きいです。
どうして1% Lowが落ちるの?よくあるパターン

まず多いのは、場面の切り替わりで処理が集中するケースです!
街に入る、敵が増える、エフェクトが派手になる、視点を大きく振る…こういう瞬間はCPUやGPUが一気に忙しくなり、下振れが出やすくなります。
次に、読み込みが絡むケースです!
プレイ中に何かを読み込むタイミングがあると、一瞬だけ引っかかることがあります。
ストレージの状況や、裏で別の作業が走っているかどうかでも変わります。初回だけ重い、しばらく遊ぶと落ち着く、といった話もここに近いです。
そして意外と多いのが、バックグラウンドの割り込みです。
録画、配信、ブラウザ、アップデート、常駐ソフトなどが一瞬だけ負荷を上げると、平均fpsは維持していても、引っかかりが混ざることがあります。
ラグとカクつきは混ざりやすいので切り分けが大事

1% Lowは基本的に、PC内で描画が遅くなる瞬間を拾う指標です。
回線の遅延そのものを測るものではありません。
ただ、体感としてはネットのラグと描画のカクつきが混ざって見えやすいです。
たとえばオンラインゲームでキャラクターが瞬間移動したように見えると、回線が不安定なのか、PC側で一瞬止まったのかが、その場では判断しづらいことがあります。
だからこそ、描画の様子は平均fpsや1%Lowで確認しつつ、通信側は別に切り分けて見る、という考え方が大切になります。
さらに配信やクラウド系のプレイ形態だと、ネットワークの影響が体感に直接乗ります。
だからこそ、平均fpsと1% Lowで描画側の様子を見つつ、同時にネットワーク側の症状も疑う、という切り分けが大切です!
1% Lowの見方!数字の目安はこう考える

1% Lowは単体で良し悪しを断定するより、平均fpsとセットで見るのが前提です。
平均fpsと1% Lowの差が大きいほど、たまに重い瞬間が混ざっている可能性が高い、という捉え方がまず分かりやすいです。
ただ、ゲームの種類や場面で数字は簡単に変化します。
レビュー記事や動画で見た数値と、自分のPCの数値が一致しないのも全然起こりえます。
さらに言うと、1% Lowは計測ツールや算出方法の違いで数値が変わることもあります。
だから数字そのものを信じ切るというより、同じゲームの同じ場面で、設定や環境を変えたときにどう動いたかを見る比較のための指標として使うのが安全かもしれませんね!
自分のPCで1% Lowを確認する方法

1%Lowを確認するなら、1%Lowをオーバーレイ表示できるツールを使うのが一番手早いです。
方法1:NVIDIA FrameViewで確認する
- NVIDIAFrameViewをインストールする
- FrameViewを起動して、オーバーレイ表示をオンにする
- ゲームを起動する
- 画面上の表示に1%Lowが出ているか確認する
方法2:PresentMonで確認する
- PresentMonをインストールする
- オーバーレイ機能をオンにする
- ゲームを起動する
- 表示項目に1%Low(またはLow系の指標)を出す
方法3:MSI Afterburner+RTSSで確認する
- MSI AfterburnerとRivaTuner Statistics Server(RTSS)をインストールする
- Afterburnerの監視項目でfpsとフレームタイムを表示できるようにする
- 必要ならRTSS側の計測機能(ベンチマーク/統計)を使ってLow系の値を出す
検証動画などでよく見るのはこれですね!
どれを使うのが無難?
- 迷ったらFrame View
- NVIDIA以外でも使えるので、最初の導入として分かりやすいです。
まとめ
1% Lowは、平均fpsでは見えにくい遅い瞬間を拾うための指標です。
平均fpsが高いのに快適じゃない、というときに、たまに混ざる下振れの存在を疑うヒントになります。
1% Lowは計測する場面や状況で数字が動きやすいので、単体の数値だけで良し悪しを決めるより、同じ条件で比べたときの変化を見るほうが分かりやすいです。
もしこの記事で少しでも納得感が出たなら、次はフレームタイムという言葉を知ると理解がさらに進かと思います!(過去にフレームタイムの記事も下書きしたけど、ボツになりました…)

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