国内人気PCゲーム19タイトル別の必要スペックとゲーミングPC予算目安【2026年版】

Steamストアの動作環境、正直あてになりません。

推奨環境を満たしているはずなのに、実際に遊んでみるとカクつく。

そんな経験、ありませんか?

原因は単純で、ゲームによって「推奨」が想定している解像度・画質・フレームレートがバラバラだからです。

最近では、アップスケーリングやフレーム生成を使った状態で60fpsを想定しているタイトルもあります。

さらに公式表記には古いGPU・CPUの型番が残ったままのことも多く、今どのパーツを選べばいいのか分かりにくい状態です。

この記事では、日本で人気のPCゲーム19タイトルを軽量級から超重量級まで分類し、快適に遊ぶための現行スペックと、ゲーミングPCの予算目安をまとめます。

※この記事では、すべてのゲームを同じ条件で比較するのではなく、そのタイトルで一般的な遊び方を基準にしています。競技ゲームはフルHD・144fps以上、RPGやアクションゲームは高設定・60fps、重量級タイトルはアップスケーリングやフレーム生成も含めた現実的な設定で判断します。価格は2026年8月時点で確認したBTO相場です。パーツ価格・PC価格は変動するので、購入前に最新価格を確認してください。


もくじ

先に結論|遊びたいゲーム別の必要スペックと予算目安

忙しい人のために、先に早見表を出します。

スクロールできます
負荷区分主なゲームGPUクラスの目安メモリゲーミングPC予算
軽量級VALORANT、Apex、フォートナイト、Minecraftなど内蔵GPU〜ミドル下位8〜16GB一般PC〜20万円前後
中量級FF14、ELDEN RING、ストリートファイター6などミドルクラス(RTX 5060前後)16〜32GB20万円前後〜25万円
重量級GTA V Enhanced、サイバーパンク2077、Battlefield 6ミドル〜ミドル上位(RTX 5060 Ti前後)16〜32GB20万円台前半〜30万円
超重量級モンハンワイルズ、Escape from Tarkovミドル上位〜ハイエンド(RTX 5060 Ti〜5070以上)32〜64GB27万円前後〜

掲載価格はゲーミングPC本体の目安です。

セール、メモリやSSDの容量、CPU構成などによって価格は変わります。


この記事でいう「快適に遊べるスペック」の基準

分類の前に、この記事独自の基準を説明しておきます。

競技ゲームはフルHD・144fps以上を目安にする

VALORANT、Apex Legends、フォートナイト、Overwatch 2、Rainbow Six Siege Xが対象です。

競技設定または中設定を中心に、144fps以上を安定して狙える構成を「快適」と判断します。

フレーム生成は使わず、素のレンダリング性能を重視します。

RPGやアクションゲームは高設定・60fpsを目安にする

原神、崩壊:スターレイル、FINAL FANTASY XIV、ELDEN RING、ストリートファイター6が対象です。

フルHDまたはWQHDの高設定で、60fps前後を安定して維持できる構成を基準にします。

最新重量級ゲームはアップスケーリングも含めて判断する

モンスターハンターワイルズ、サイバーパンク2077、Battlefield 6が対象です。

DLSS・FSR・XeSSのQuality設定や、実用上有効なフレーム生成も含めて判断します。

ただし、素のレンダリングfpsが低すぎる状態を、フレーム生成だけで「快適」とは判断しません。

アップスケーリングそのものの仕組みが気になる人は、こちらもあわせてどうぞ。

アップスケーリング徹底解説 DLSS・FSR・XeSSの違いとモード選びの基本

ゲームの遊ばれ方に合わせて基準を変える

すべてのゲームを同じ画質・フレームレートで比較するのではなく、実際の遊ばれ方に合わせます。

VALORANTなら高画質60fpsより競技設定144fpsの方が実用的ですし、ELDEN RINGなら高画質60fpsを基準にした方が読者の用途に合います。

公式推奨環境は、タイトルによって解像度・画質・目標fpsの条件が異なります。アップスケーリングやフレーム生成込みで60fpsを想定している場合もあるため、本記事では公式表記をそのまま使わず、実際の遊び方に合わせて現行GPUの目安を示します。


軽量級|一般PC〜20万円前後で遊びやすいゲーム

内蔵GPUでも遊べるタイトルから、エントリー〜ミドル下位クラスのGPUで高fpsを狙いやすいタイトルまでを軽量級としています。

VALORANTの快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準競技設定でフルHD・144fps以上
公式の目安GTX 1050 Ti(144fps想定)
現行GPUの目安RTX 5050〜RTX 5060クラスで十分すぎるほど余裕
推奨メモリ容量16GB
ゲーミングPCの予算15万円台〜

注意点: GPUよりも高リフレッシュレートモニターへの投資効果が大きいタイトルです

League of Legendsの快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準フルHD・高fps
公式推奨環境かなり古い表記が残ったままで、実用上の参考価値は低い
現行GPUの目安エントリークラスで十分
推奨メモリ容量16GB
ゲーミングPCの予算最安クラスでも十分

注意点: 高fpsを狙う場合は、PC性能だけでなく高リフレッシュレート対応モニターも必要です

Overwatch 2の快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準競技設定でフルHD・144fps以上
公式推奨環境GTX 1060/RX 580クラス
現行GPUの目安RTX 5050〜RTX 5060クラス
推奨メモリ容量16GB
ゲーミングPCの予算20万円未満でも十分

注意点: 公式の動作環境が長く更新されていないので、数字を鵜呑みにしないこと

Apex Legendsの快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準競技設定でフルHD・144fps以上
公式推奨環境GTX 970
現行GPUの目安RTX 5060クラスで高fps安定圏
推奨メモリ容量16GB
ゲーミングPCの予算20万円前後

注意点: 高fps(144以上)を狙う場合は、CPU性能も影響します

フォートナイトの快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準フルHD・競技設定またはパフォーマンスモード・144fps前後
公式推奨環境GTX 960クラス
現行GPUの目安エントリークラスで十分
推奨メモリ容量16GB
ゲーミングPCの予算15万円台〜20万円未満

注意点: Nanite、Lumen、最高品質設定を有効にすると必要性能が大幅に上がります。高fpsを狙う場合はCPU性能も重要です

Minecraftの快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準Java版またはBedrock版を、バニラ・シェーダーなしで普通に遊ぶ
公式の目安Java版の公式推奨環境は2026年7月に更新されたが、Fancy設定・フルHD・60fpsを想定した基準
現行GPUの目安通常のバニラプレイなら内蔵GPUでも可能。専用GPUは必須ではない
推奨メモリ容量8〜16GB。今からPCを買うなら16GB以上
ゲーミングPCの予算Minecraftだけが目的なら、必ずしもゲーミングPCは必要ない

注意点: シェーダー、高解像度テクスチャ、大規模MOD、描画距離の拡大を行う場合は必要性能が大きく上がります

原神の快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準フルHD・高設定
公式推奨環境GTX 1060
現行GPUの目安RTX 5050〜RTX 5060クラス
推奨メモリ容量16GB
ゲーミングPCの予算20万円未満でも十分

注意点: フレームレート上限が設けられているので、必要以上に高いGPUを積んでも活かしきれません

崩壊:スターレイルの快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準フルHD・高設定
公式推奨環境GTX 1060クラス
現行GPUの目安RTX 5050〜RTX 5060クラス
推奨メモリ容量16GB
ゲーミングPCの予算20万円未満でも十分

注意点: 60fpsで遊ぶだけなら高性能GPUは必要ありませんが、高解像度や高画質設定ではGPU負荷が上がります

Rainbow Six Siege Xの快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準競技設定でフルHD・144fps以上
公式最低環境GTX 1650(フルHD・60fps)
公式推奨環境RTX 2060/RX 6600(Core SiegeでフルHD・120fps)
現行GPUの目安RTX 5060クラス
推奨メモリ容量16GB
ゲーミングPCの予算20万円前後

注意点: 144fps以上を狙う場合は、GPUだけでなくCPU性能も影響します

Dead by Daylightの快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準フルHD・中〜高設定
公式推奨環境GTX 760/AMD HD 8800以上、VRAM 4GB
現行GPUの目安新品で買うならRTX 5050クラスで十分
推奨メモリ容量16GB
ゲーミングPCの予算20万円未満でも十分

注意点: 公式表記はかなり古い世代のGPUのままです。Unreal Engine 5ベースへの移行でグラフィックが強化されているので、実際の要求性能は表記より上がっていると考えた方が安全です


中量級|20万円前後〜25万円のゲーミングPCが中心になるゲーム

フルHD高設定からWQHD中〜高設定を快適に遊ぶためのスペックを紹介します。

ストリートファイター6の快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準対戦中の安定した60fps
公式最低環境GTX 1060/RX 580
公式推奨環境RTX 2070/RX 5700 XT
現行GPUの目安RTX 5060クラス
推奨メモリ容量16GB
ゲーミングPCの予算20万円前後

注意点: 対戦ゲームなので、fpsの安定性を最優先にしてください。瞬間的な落ち込みが入力遅延に直結します

ゼンレスゾーンゼロの快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準フルHD・高設定60fps
公式推奨環境GTX 1660
現行GPUの目安RTX 5060クラス
推奨メモリ容量16GB
ゲーミングPCの予算20万円前後

注意点: 高解像度や高画質設定にするとGPU負荷が上がりやすいタイトルです

FINAL FANTASY XIVの快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準フルHD〜WQHD・高設定60fps
公式推奨環境RTX 2060
現行GPUの目安RTX 5060〜RTX 5060 Tiクラス
推奨メモリ容量32GB
ゲーミングPCの予算20万円台前半〜

注意点: 大都市や大人数が集まる場面(アライアンスレイド、蛮神戦など)ではCPU負荷が上がります

ELDEN RINGの快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準フルHD〜WQHD・高設定60fps
公式推奨環境GTX 1070
現行GPUの目安RTX 5060クラスで十分な場合が多い
推奨メモリ容量16GB
ゲーミングPCの予算20万円前後

注意点: 60fps上限のゲームなのでオーバースペックは不要です。ただしレイトレーシングを有効にすると必要性能が一段上がります


重量級|20万円台前半〜30万円が目安になるゲーム

フルHD高設定からWQHD高設定を中心に、アップスケーリング使用時の目安も示します。

Grand Theft Auto V Enhancedの快適スペックと予算

旧Legacy版ではなく、現行のEnhanced版を基準にします。

項目目安
快適プレイの基準フルHD高設定・レイトレーシングなしで安定60fps以上
公式推奨環境RTX 3060/RX 6600 XT、メモリ16GB
現行GPUの目安RTX 5060〜RTX 5060 Tiクラス
推奨メモリ容量16〜32GB
ゲーミングPCの予算20万円台前半〜

注意点: レイトレーシングを有効にする場合は、VRAM容量に余裕のある上位GPUを検討してください。GTA Onlineの大人数ロビーではCPU負荷も上がります

サイバーパンク2077の快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準レイトレーシングなし・フルHD高設定60fps(フレーム生成無し)
公式推奨環境RTX 2060 SUPER/RX 5700 XT(レイトレなし)
現行GPUの目安レイトレなしはRTX 5060 Tiクラス、レイトレありはRTX 5070クラス以上、パストレーシング有効ならさらに上位+フレーム生成
推奨メモリ容量32GB
ゲーミングPCの予算25万円前後〜(パストレーシングを狙うなら35万円以上)

注意点: レイトレーシングの有無で必要スペックがまったく別物になります。この記事では条件を分けて考えることをおすすめします

Battlefield 6の快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準WQHD・高設定・80fps、またはフルHDで120fps以上(フレーム生成無し)
公式推奨環境RTX 3060 Ti/RX 6700 XT
現行GPUの目安RTX 5060 Tiクラス
推奨メモリ容量16GB以上。今からPCを買うなら32GBも検討
ゲーミングPCの予算25万円台前半〜後半

注意点: WQHDで高fpsを狙う場合や、性能に余裕を持たせたい場合はRTX 5070クラスも候補です。大人数対戦や高fpsではCPU性能も影響します


超重量級|30万円前後から検討したいゲーム

モンスターハンターワイルズの快適スペックと予算

項目目安
快適プレイの基準フルHD〜WQHD・中〜高設定、DLSS/FSR Quality使用、必要に応じてフレーム生成も使用
公式推奨環境RTX 2060 SUPER/RX 6600(フルHD・中設定・アップスケーリングとフレーム生成を使用して60fpsを想定)
現行GPUの目安アップスケーリング込みならRTX 5060 Ti〜RTX 5070クラス
推奨メモリ容量32GB
ゲーミングPCの予算30万円前後〜

注意点: 公式推奨環境はアップスケーリングとフレーム生成の使用が前提の数字です。ネイティブ解像度で安定60fpsを狙うなら、RTX 5070 Ti以上が視野に入り、予算は35万円以上に上がります。またGPUだけでなくCPU負荷も高めですが、通常のフルHD〜WQHDプレイで最上位CPUが必須というわけではありません。高fpsやフレームの安定性を重視する場合に、上位CPUを検討します

Escape from Tarkovの快適スペックと予算

GPU負荷だけで分類できる、普通のゲームではありません。

項目目安
快適プレイの基準市街地マップ(Streets of Tarkov)でも安定動作
公式推奨環境Core i7-14700F以上、メモリ64GB、RTX 4070以上
現行GPUの目安RTX 5070クラス以上
推奨メモリ容量公式推奨は64GB。32GBでも動作は可能ですが、Streets of Tarkovを含めて余裕を持たせるなら64GBを検討
ゲーミングPCの予算35万円以上

注意点: GPUだけでなくCPU性能とメモリ容量の影響が非常に大きいタイトルです。CPUを重視する場合はX3D系も有力候補になります。マップによって負荷が大きく異なり、特にStreets of Tarkovは高性能な構成でもフレームレートが落ち込むことがあります。メモリ高騰の影響で、64GB構成のコストは以前より重くなっています


全19タイトルの快適スペック・予算早見表

記事内で紹介した19タイトルを、負荷区分ごとにまとめます。

軽量級

スクロールできます
ゲーム想定解像度・fps推奨GPU(現行)メモリPC予算
VALORANTフルHD・144fps+RTX 5050〜506016GB15万円台〜
League of LegendsフルHD・高fpsエントリー16GB最安クラス
Overwatch 2フルHD・144fps+RTX 5050〜506016GB20万円未満
Apex LegendsフルHD・144fps+RTX 506016GB20万円前後
フォートナイトフルHD・競技設定144fps前後エントリーGPU16GB15万円台〜
Minecraftバニラ・シェーダーなし内蔵GPUでも可8〜16GB一般PCでも可
原神フルHD・高設定RTX 5050〜506016GB20万円未満
崩壊:スターレイルフルHD・高設定RTX 5050〜506016GB20万円未満
Rainbow Six Siege XフルHD・144fps+RTX 506016GB20万円前後
Dead by DaylightフルHD・中〜高設定RTX 5050〜16GB20万円未満

中量級〜超重量級

スクロールできます
ゲーム想定解像度・fps推奨GPU(現行)メモリPC予算
ストリートファイター6フルHD・安定60fpsRTX 506016GB20万円前後
ゼンレスゾーンゼロフルHD・高設定60fpsRTX 506016GB20万円前後
FF14フルHD〜WQHD・60fpsRTX 5060〜5060 Ti32GB20万円台前半〜
ELDEN RINGフルHD〜WQHD・60fpsRTX 506016GB20万円前後
GTA V EnhancedフルHD・高設定60fpsRTX 5060〜5060 Ti16〜32GB20万円台前半〜
サイバーパンク2077フルHD・高設定60fps(FG・RTなし)RTX 5060 Ti32GB25万円前後〜
Battlefield 6WQHD・高設定80fps(FGなし)RTX 5060 Ti16〜32GB25万円台前半〜後半
モンハンワイルズフルHD〜WQHD・アップスケーリング併用RTX 5060 Ti〜507032GB30万円前後〜
Escape from Tarkov市街地マップも安定RTX 5070以上32〜64GB35万円以上

スマートフォンでは表を横スクロールしてご覧ください。


古い公式推奨GPUを現行製品に置き換えると

現在新品で買うならどのクラスか

これは「性能が同等」という意味ではなく、今から新品でPCを買う場合の目安です。

公式表記でよく見るGPU現在新品で買う場合の目安
GTX 1060クラスRTX 5050クラス
GTX 1070クラスRTX 5050〜RTX 5060クラス
GTX 1660クラスRTX 5050〜RTX 5060クラス
RTX 2060クラスRTX 5060クラス
RTX 2060 SUPER/RX 5700 XTクラスRTX 5060クラス
RTX 3060クラスRTX 5060クラス
RTX 3060 TiクラスRTX 5060 Tiクラス
RTX 3070クラスRTX 5060 Ti〜RTX 5070クラス

新品の選択肢という観点なので、旧世代と現行世代の性能が完全に一致するわけではありません。

VRAM容量、アップスケーリング対応、フレーム生成対応も含めて考慮するのがポイントです。

GPUそのものの詳しいスペックを見比べたい場合は、こちらの比較表も参考にしてください。

GPU性能比較表2026年版

【2026年版】NVIDIAとAMDどっちがおすすめ?最新世代GPUを比較

ゲーム用CPUはどの程度必要か

多くのゲームでは、現在販売されているゲーミングPCに搭載されている標準的なCPUで問題ありません。

ゲーム性能はGPUの影響が分かりやすいため、この記事ではタイトルごとの目安を主にGPUで示しています。

ただし、次の用途ではCPU性能も重要になります。

  • 144fpsや240fps以上を狙う競技ゲーム
  • 大人数が同時に表示されるゲーム
  • Escape from TarkovなどCPU依存度が高いゲーム
  • 配信や録画を同時に行う場合

一般的なゲーム用途ではGPUを優先し、CPU負荷が高い用途だけ上位CPUを検討してください。

CPUの型番と世代がごちゃごちゃになって分からない、という人はこちらもどうぞ。

最新CPU・性能比較表【2026年版】

メモリは16GBと32GBのどちらを選ぶべきか

ゲーム単体では16GBで動いても、ブラウザ、Discord、録画・配信ソフトを同時に使う場合は32GBの方が安心です。

Tarkovのように、公式推奨が64GBというタイトルもあります。

メモリの必要性については別記事でも詳しく扱っています。

Microsoftがメモリ32GB推奨に関する投稿を削除!掲載内容の確認と削除理由について徹底考察

DDR5メモリのクロック周波数による体感差を徹底解説


予算別|どのゲームまで快適に遊べるか

価格帯は2026年8月時点のBTO相場を確認して調整しています。

なお、GPUの価格帯は現在かなり歪んでいます。

RTX 5060 Ti 16GBはメモリ高騰の影響でGPU単体の実売が上がっていて、性能で上回るRTX 5070の方が安く買える、という逆転が起きている時期もありました。

この手の価格の歪みは、購入時期によって「どのクラスが一番お得か」が変わる要因になります。

背景が気になる人は、こちらの記事も参考にしてください。

RTX 50 SUPERは3倍の値段になるのか|3GB GDDR7の価格高騰を独自試算で検証

20万円前後のゲーミングPC

想定用途:フルHD中心、軽量級を高fpsで遊ぶ、中量級を高設定60fps前後で遊ぶ。

主な対象ゲーム:VALORANT、Apex、フォートナイト、原神、FF14、ELDEN RING、ストリートファイター6、GTA V Enhanced。

GPUクラスの目安はRTX 5060〜RTX 5060 Tiです。

BTOメーカーごとの選び方は、こちらでまとめています。

BTOパソコンは大手だけじゃない|自作視点で選ぶ、こだわり派BTOメーカー6社比較【2026年版】

25万円前後のゲーミングPC

想定用途:フルHD高設定、WQHDへの対応、中量級全般、重量級を設定調整込みで遊ぶ。

主な対象ゲーム:Battlefield 6、サイバーパンク2077(レイトレなし)、モンハンワイルズ(アップスケーリング併用)。

GPUクラスの目安はRTX 5060 Ti〜RTX 5070です。

30万円前後のゲーミングPC

想定用途:WQHD高設定、重量級タイトルを余裕を持って動かす、競技ゲームの高fps化。

Battlefield 6をWQHDで高fps駆動させたい場合や、性能に余裕を持たせたい場合もこの帯になります。

サイバーパンク2077をレイトレーシングありで遊びたい場合も候補です。

GPUクラスの目安はRTX 5070です。

CPUとGPU、どちらを優先すべきか迷ったらこちらも参考にしてください。

PCアップグレードはGPUとCPUどっちを優先すべき?目的別の選び方とボトルネック対策

35万円以上のゲーミングPC

想定用途:超重量級タイトル、CPU負荷の高いゲーム、WQHD高リフレッシュレート、パストレーシング。

主な対象ゲーム:Escape from Tarkov、モンハンワイルズ(ネイティブ重視)。

GPUクラスの目安はRTX 5070 Tiです。

CPU重視の構成を組む場合は、X3Dシリーズが選択肢に入ります。

X3Dシリーズの選び方は、こちらでも詳しく解説しています。

Ryzen 7 7700X3Dレビュー:性能は7800X3D以下なのに価格は上、逆転現象の理由と買い時を検証

Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition徹底検証


遊びたいゲームが複数ある場合の選び方

最も重いゲームに合わせてPCを選ぶ

Apexとモンハンワイルズを両方遊ぶ場合は、モンハンワイルズ側に合わせて考えます。

軽いゲームは、重いゲーム基準のPCなら当然快適に動くからです。

解像度で必要なGPUが変わる

フルHD、WQHD、4Kでは、同じゲームでも必要性能が変わります。

本記事ではフルHDを基本としつつ、WQHDで遊ばれることが多いタイトルはWQHDの目安も併記しています。

各タイトルに記載した想定解像度とフレームレートを確認してください。

高fpsを狙う場合はCPUも妥協しない

競技ゲームでは、GPUだけを強くしてもfpsが伸びない場合があります。

解像度を下げたときにCPU側がどれだけ足を引っ張るかは、こちらの検証記事も参考になります。

【検証】DLSSで解像度を下げていくと、CPU差ではどう変わる?

将来遊びたいゲームも考慮する

今遊んでいるゲームだけでなく、今後遊ぶ可能性がある重量級タイトルも視野に入れて選ぶと、買い替えの周期を延ばせます。

霊夢

複数のゲームを遊ぶ場合は、一番重いゲームに合わせて選べばいいのね

魔理沙

なるほどな。軽いゲームは勝手についてくるってわけか

霊夢

そういうこと。あと解像度でも必要なGPUは変わるから、フルHDで組んだPCでWQHDを狙うと物足りなくなることもあるわ

魔理沙

将来やりたいゲームまで考えて選んだ方がよさそうだな


スペック不足を感じたときの対処法

負荷の高い画質設定を下げる

影、反射、描画距離、レイトレーシングなどから調整すると効果が出やすいです。

DLSS・FSR・XeSSを使用する

最初はQuality設定から試すのがおすすめです。

対応GPUや導入方法については、こちらもどうぞ。

DLSS Enablerとは?RTX 50シリーズ専用マルチフレーム生成を旧GPUで使えるMODツールの導入方法

最新技術でゲームがもっと快適に!今更聞けない、DLSS4とFSR4の違いって?

フレーム生成を使用する

対応しているゲームとGPUでは有効ですが、元のfpsと入力遅延には注意が必要です。

GPU以外のボトルネックを確認する

CPU使用率、VRAM使用量、メモリ容量、ストレージ、温度、バックグラウンドソフトも確認してみてください。

VRAM容量そのものの考え方は、こちらでまとめています。

2026年版VRAM容量の選び方|WQHD・4K・画像生成AIに必要な目安

CPUのクロック周波数やIPCの基礎知識はこちらです。

CPUクロック速度GHzとは?IPC・ベースとブースト・オーバークロックのやり方とリスクを徹底解説


まとめ|遊びたいゲームと予算からPCを選ぼう

公式推奨環境だけでは、快適さを判断しにくいことが分かってもらえたと思います。

  • ゲームごとに適した画質とfpsで判断する
  • 最低環境と推奨環境は別物なので、必ずどちらの数字か確認する
  • アップスケーリングやフレーム生成も現実的な選択肢に含める
  • 公式表記の古いGPUは、現行の選択肢に置き換えて考える
  • PC価格はスペックとセットで確認する
  • 複数のゲームを遊ぶなら、最も重いゲームに合わせる

自分が遊びたいゲームがどの区分に入るかを確認して、そこから逆算してPCを選んでもらえたらと思います。

PC本体の選び方に迷ったら、こちらの記事もあわせてどうぞ。

予算別BTOゲーミングPC購入ガイド

2026年自作PCは時期が悪い?パーツ別の価格動向と「今組んでもアリ」な理由を正直に解説

本体が決まったら、次はモニターやマウスなどの周辺機器です。

ゲーミングPC購入後に揃える周辺機器|初心者向け優先順位と選び方ガイド


よくある質問

PCゲームを遊ぶならメモリは16GBで足りますか?

タイトルによります。軽量級・中量級の多くは16GBで足りますが、FF14や重量級以上のタイトル、配信・録画を同時に行う場合は32GBが安心です。Escape from Tarkovのように、公式推奨が64GBというタイトルもあります。

ゲーミングPCはいくらくらいから買えますか?

軽量級のタイトルを中心に遊ぶなら15万円台からでも十分快適です。Minecraftのように、専用のゲーミングPCがなくても遊べるタイトルもあります。遊びたいゲームによって必要な予算が変わるので、この記事の早見表を参考に判断してください。

20万円のゲーミングPCでどのゲームまで遊べますか?

VALORANT、Apex、フォートナイト、原神などの軽量級はもちろん、FF14やELDEN RING、ストリートファイター6といった中量級もフルHDなら快適に遊べる場合が多いです。GTA V EnhancedやBattlefield 6も、この帯から視野に入ります。

公式推奨スペックを満たせば快適に遊べますか?

満たしているのに快適でない、というケースは珍しくありません。解像度・画質・目標fpsの前提がゲームごとに違ううえ、フレーム生成込みの数字を「推奨」としているタイトルもあるためです。この記事の現行製品への置き換え目安をあわせて確認してください。

DLSSやFSRを使う前提でPCを選んでも問題ありませんか?

問題ありません。ただし、素のレンダリング性能が極端に低い状態をアップスケーリングだけで補うのはおすすめしません。ある程度のネイティブ性能があったうえで、アップスケーリングを上乗せする考え方が安全です。

フレーム生成で60fps出れば快適ですか?

数字上は快適に見えますが、フレーム生成は補間フレームなので、入力遅延は元のフレームレートに近い状態のままです。対戦ゲームなど反応速度が重要なタイトルでは、素のfpsも確認しておきましょう。

フルHDとWQHDでは必要スペックがどれくらい変わりますか?

WQHDはフルHDの約1.78倍のピクセルを描画します。ただし、実際のfps低下率はゲームや画質設定、CPU性能によって異なります。本記事ではフルHDを基本としつつ、WQHDで遊ばれることが多いタイトルはWQHDの目安も併記しているので、各タイトルの想定解像度を確認してください。

CPUとGPUはどちらを優先すべきですか?

一般的なゲーム用途ではGPUを優先して問題ありません。ただし、高fpsを狙う競技ゲーム、大人数が表示されるゲーム、配信を同時に行う場合はCPU性能も重要になります。

ゲーミングPCは何年くらい使えますか?

構成やメンテナンス次第ですが、一般的には4〜6年程度が目安とされています。分割払いを検討している場合は、PCの寿命と支払い期間のバランスも考えておくと安心です。


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この記事を書いた人

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